残暑見舞いの文例

残暑見舞いを書くとき、役だつアドバイス

 

ほとんどのひとは暑中見舞いに比べて残暑見舞いのほうが、出す割合が少ないでしょう。より限られた親しい友人・知人に出すのが一般的な私信だけに、暑中見舞いよりも個人的な内容を綴っても失礼にあたらず返って親近感が増す季節のご挨拶となります。

 

思いきってプライベートな文面にしてみてください。例文は、「残暑お見舞い申しあげます。8月も半ば過ぎてから暑さがはげしくなったように感じられますが、そちらではいかがでございましょうか。私はいま瀬戸内海に浮かぶ小島へ来ております。この島にできる工場の建設のために7月から10月まで滞在すの予定です。昼間は暑いなかで働き、夕方は同僚といっしょに泳いだりして島の生活にも慣れ、エンジョイしています。地酒もずいぶん美味しいものを発見しました。それでは残暑きびしい折ですから、どうかご自愛くださいまして、秋をお迎えください」。

 

あるいは旅先からの残暑見舞いもいいですね。「残暑お見舞い申しあげます。私は北海道ひとり旅で、いま最北の礼文島に来ています。無計画なので不安もありますが、いろいろなひとと友だちになれて楽しい旅を続けています。こちらは涼しく快適ですが、東京はまだ暑さが厳しいことでしょう。ご自愛専一のほどを」。

 


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